Benrusジャンプアワー手巻き式リュウズを巻き上げれば稼働します。精度を確認していないのですが、竜頭の巻き上げ具合よりオーバーホールをお勧めします。◆以下独断と偏見◆このジャンプアワーのケースは量産されており、ダイアルの違いで数種類製造されているようです。その全てがゴールデンエイジを彷彿とさせる煌びやかなデザインです。個人的にはこのスターバーストが一番好きです。当時は宇宙への憧れから、ロケット、車や家具、はたまたこのような腕時計の装飾の一部へアトミックデザインが浸透し隆盛を極めております。この時計を嵌めると「みんなスターバースト大好きやな」と、存在すらしていないゴールデンエイジの一員になった気がします。（すいません大げさですね）。私が何代目オーナーか知る術はありませんが、相当愛用されたのでしょう、時計中央の先端部の金張りが摩擦し地金がでています。地金は日本人なら誰でも知っているであろうあの十円玉色です。加工性を確保するため黄銅ではなく青銅をとったのでしょうか。ビンテージ感があって良いと思いますが、古物愛好家としてはぴかぴかのミントが欲しくなるというもの笑。この時代の主流である金張りは、現代の主流である金鍍金と違い物理的に金を張り付けています。金鍍金の寿命は１μあたり１年程が目安であり、現代の金鍍金の多くは５年、つまり５μの鍍金が主流と考えられます。金張りは鍍金より20～30倍の金板を圧着している事から、100μから150μ、つまり平均125年で擦り切れる量の金を圧着している事になる。先端は特に擦れる事から真っ先に摩耗したという事でしょう。ジャンプアワーといえば、エルビスも愛用したと言われているエルジンの所謂鉄仮面が有名ですが、あちらは下に凸デザインです。こちらは上に凸デザインとなっていて共通性を感じます。これは恐らく何方かがデザインを流用したのでは？と邪見な推察をしています。ZIPPOライターで有名はZIPPO社は、「ZIPPER（ファスナーのこと）」という響きが良く、似た名前にしたという説もあるくらいで、真似て真似られのイノベーションが起きていた可能性がある。因みにROLEXという名称も響きだけで決めたと言われている。それら全てが事実だとすると何方かが流用したとしても全く不思議ではない。商品の情報カテゴリー : メンズ > 時計 > 腕時計(アナログ)ブランド : ベンラス商品の状態 : 全体的に状態が悪い発送元の地域 : 福岡県